「最近、外食続きで野菜が不足しているかも・・・」
「野菜をもっと食べなくては・・・調理が難しい」
なので美容が気になる女性はサラダやスムージーを常食する方が増えました。
生野菜は確かに食物繊維が多く摂れて良いのですが、生野菜を食べ過ぎると身体を冷やしやすいというデメリットもあります。また、生野菜は温野菜に比べ消化吸収に時間がかかる傾向がありますので、胃腸が弱っているときに食べ過ぎると身体に負担をかけてしまうため、要注意です。
生野菜・スムージーでは摂れない野菜の成分
確かに野菜を加熱して食べることはとても重要な意味があります。野菜の栄養成分を吸収するには、煮る、蒸す、炒めるなどの加熱調理をすることによって、まずは野菜の細胞壁を壊してから食べることをお勧めします。かといって野菜を美味しく調理するのはなかなか大変。そこで逆転の発想で生まれたのが野菜を長時間煮出し、野菜の具というよりは煮汁を食べるという方法です。
先人の知恵に学ぶ
日本では古来より味噌汁のスープは最後まで頂く。
鍋料理のあとの残りのスープを雑炊にして、スープも残さず食べていました。また、味噌汁のつゆも最後まで飲むのが良い。
とされてきました。これらのことは極めて理にかなっていました。日本人は食習慣の中で野菜スープが身体に必要だと気付いていたのでしょう。
野菜スープの中には含まれるもっとも栄養素
第七の栄養素ともよばれるファイトケミカルが注目の的です。植物と動物との大きな違いは、動物は自ら移動できるけれど、植物は種子が落ちた場所から移動することはできません。植物は太陽からでる紫外線などか身を守るために存在するのがファイトケミカルです。フィトケミカルとは、野菜、果物、豆類、芋類、海藻、お茶やハーブなど、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分です。フィトケミカルは1つの野菜や果物に複数存在していることがあり、その種類は数千以上にもおよぶともいわれています。代表的なものにポリフェノール・カロテノイドがあります。
まとめ
美容に関心が強いセレブたちの間でも、野菜スープが密かなブームとなっています。また、野菜のスープであれば、わたしの母のような高齢になっても、効果的に野菜が摂れるので安心して頂くことができます。
今回は野菜スープの作り方は至って簡単です。大きな鍋で一度に作って冷凍保存も可能です。この野菜スープは栄養価がとても高いので、スープだけではなく、カレーなどを作る際、水の代わりにこのスープを入れることでより美味しさもグーンとアップします。
是非一度、野菜スープを自宅でつくってみることをお勧めします。