野菜をもっと食べなくては・・・
外食が続くとついついご馳走ばかりで、どうしても野菜不足になりがちです。なので週末のお休み 頑張って自宅で野菜料理を作ります。せっかくつくった野菜のビタミン・ミネラル・食物繊維・ファイトケミカルなどの栄養をしっかりと身体に吸収したいものです。わたしも幼い頃から、母や先生からも「よく噛んで食べなさい」と注意されたものでした。大人になり忙しくなってくると咀嚼の重要性は知っていても ついついあまり噛まずに飲み込んでしまいます。私のような方、きっと少なくないと思います。(勝手に思い込んでいます)
畑からわかった噛むことって大切
そんなわたしが自社で生産している畑を通じて「噛むって 本当に大切」ということを実感できたお話しです。畑では今、土の中の微生物たちにエサをあげています。エサってなに?専門用語では緑肥といいます。畑の微生物たちが大好きなエサは雑草などです。雑草を土に混ぜておくと虫もつきにくい、病気にもなりにくい立派な野菜ができます。それと同じくわたしたちの腸にも微生物が一兆個も棲んでいるといわれています。私たちが食べた食事を分解して栄養を吸収してくれます。
ちょうど一か月程前、畑に雑草を漉き込みました。それが下の写真です。
たっぷりと雑草を敷き詰めました。それがなんと・・・約一か月半もすると
このように見事に雑草を分解します。微生物たちの仕事です。よく見てみると細かく刻んだ雑草はしっかりと微生物たちに分解されていますが そうでないものは、いつまでも畑の中に残っています。
この写真を見比べてみて、微生物がきちんと分解して土の栄養にするためには改めて細かく刻むことの必要性を感じました。私たちの食事でいえば、とにかくしっかり噛むということにあたります。人間でいうと、せっかく作った野菜料理の栄養を余すところなく摂取したいのものです。
そのためには、食べ物を口に入れたら、箸をおいてしっかりと噛むことがポイントのようです。
しっかりと噛むだけで、同じ食事でもコスパが良くなることは間違いありません。